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遺品整理という言葉は聞いたことがあるけど、
不用品の処分や不用品の回収などと何が違うの?
はっきり言って違いが分からないかと思います。
細かいことはよくわからないけど、
そろそろ遺品整理を行わないといけない方、
急いで遺品整理をしないといけない方、
状況は様々かと思いますが、
遺品整理についてひとつずつ確認していきましょう。
そもそも遺品整理とは?
遺品整理とは亡くなられた故人の遺品を
全て処分するのではなく必要に応じて、
形見分けや、分別、売却できる物は売却する、
大まかに言うとこのような内容になります。
ここからは細かな情報になりますので、
読むのが面倒な方は次の項目に移ってください。
○形見分けに関しては故人とご遺族の遺言上での
物品の譲渡しがある場合や、
ご遺族で故人のお宅の整理をする際に必要な物が見つかり、
テレビはAさん、冷蔵庫はBさん、時計はCさんなど
話し合いの上形見分けをするのが一般的です。
分別に関しては、故人の住んでいる市町村での、
規約に従い分別する必要があります。
大阪府内でも、大阪市と他の市町村の分別方法には違いがあり、
キチンと分別されていないと回収してもらえません。
回収してもらえないと言う事は貴方が出したゴミが
ゴミ置き場に放置された状態で
いつまでも残っている事になり、
周りの方に迷惑を掛ける事になります。
売却出来る物は売却する。
これをする事で処分費用から売却した代金を差し引く事で
必要経費を抑える事が出来るか、売却品に高価な商品がある場合は、
支出では無く収入になるケースも少なくありません。
ただしこの場合はきちんとした分別が必要ですし、
適正な査定が出来る業者に遺品整理を
依頼した場合しか望みは無いでしょう。
遺品整理の査定に関しては非常に奥が深く、
業務歴5年や10年程度の経歴の会社では、
遺品の価値を適正に査定する事はほぼ不可能でしょう。
なぜなら長年経験を積んだ古物商の方でも
骨董品などに関しては
査定が出来ないことがほとんどだからです
遺品整理のタイミングや
時期について
遺品整理のタイミングですが、
まずは納期から逆算して考えていきましょう。
故人のお宅は賃貸物件ですか?持家ですか?
今回はコストを抑える!
とう事に着眼して進めていきますので
コストよりスケジュールだ!
という方はスケジュールを
立ててから進めてください。
賃貸物件の場合
解約届は〇〇か月前に。
賃貸契約書に明記されているかと思います。
おそらく最短で1か月前ですので
業者に遺品整理を依頼する場合は
概ね1日で片付くケースが多いので、
解約届を出して、
無駄な家賃が発生するのをおさえましょう。
そしてすぐに遺品整理をしてくれる業者を見つけましょう。
選ぶ際のポイントは
〇会社が近い
〇評判が良い
〇買取価格が高い
〇知り合いが利用した事があり進められた。
〇きちんと説明をしてくれて追加費用のかかるケースと
かからないケースを提示してくれる
上記を物差しの一つとし、見積もりは2社から3社程度で、
見積もり担当者との話合いの上
業者を決定すればよいと思います。
2,3週間以内で物件を明け渡し出来る
状況にしてくれれば良い
という提案なら、日にち指定するよりも
価格が抑えれる可能性がアップします。
なぜなら業者も
自分の都合でスケジュールを組めるので、
コストを抑えやすくなるからです。
持ち家の場合
持ち家の場合は家賃を支払うなどの行為が無いので、
その点に関しては気にする必要は無くなりました。
遺族のタイミングで遺品整理を開始すれば良いと思います。
持ち家の場合は、
不動産売買の日程を基準に遺品整理を行えば大丈夫です。
ただし、いくら持ち家で家賃が発生しないからといっても、
無人の家は空き巣や不法侵入、
放火の恐れも捨てきれません。
問題ないので在れば速やかに物件を手放すのが得策です。
法要のタイミング
持ち家であれば四十九日を基準に
賃貸物件であればご遺族のご判断で進行されています。。
最近では四十九日を待たずに
賃貸物件の明け渡しをされる方も増えてきています。
社会情勢も変動してきていますのであまりこだわらずに、
状況に応じた遺品整理を行えばよいと思います。
そのかわり確りと供養をしてあげてくださいね。
葬儀後のタイミング
個人とのお別れで心身共にお疲れでしょう。
ご葬儀でお別れが済んだら、
気持ちの整理がつくのを待って
遺品整理に取り掛かってください。
ご遺族でされる事は必要な物品を引き継ぐ、
形見分けをする。これくらいで良いのでは?
遺族が落ち着いてからのタイミング
ご遺族の気持ちが落ち着て形見分けなどもすめば、
あとは不用品を
いかにコストを抑えて処分するかが鍵となります。
各市町村毎に分別や処分方法が異なれば、
業者毎で費用も異なります。
安心して任せれる業者に
出会える事をお祈りしております。
遺品整理の相場について
遺品整理の相場については、
地域によっていまちまちですが、
簡単な計算をすると、1部屋3万から5万円程度、
普通より荷物が多いとそれより高くなるかも、、
という感覚でいるとなんとなくわかるかと思います。
普通の基準は、家具や収納などに物が収まっており、
足元には物が落ちていない等、
在るべきところに
キチンとおさまっている等が焦点かと思います。
逆に、冷蔵庫が何台もあったり、
壊れているテレビが何台もあったり、
洗濯機が数台あるあなど、
同じものが複数あるお宅は荷物が多い傾向になるので
相場にはあてはまらない場合が多いです。
遺品整理の注意点
ご遺族でお話の上進行していく形になるかと思います。
ご親族間での立ち位置などあるかとおもいますが、
おススメの方法をご紹介します。
遺品整理には支出と収入があります。
支出は不用品を処分してもらう費用です。
収入は不用品を買取してもらった金額です。
最悪のケースが処分費用は高くて買取金額が安い場合です。
これはあくまで他社と比べて
という判断になりますので個人の思い入れや、
なんとなくの推測は抜きにしての計算をしてください。
やはり業者も不用品処分も依頼してもらえて
買取もさせてもらえる場合は
がんばった見積を出すところもあると思うので、
買取も不用品処分も
一社に任せる方法が一番メリットがあります
買取だけはこの業者に。。
不用品処分はこの業者に。。。
人件費や還元率の関係で
得できない可能性がありますのでご注意ください!
親族関係のトラブルにならないようにすること
不用品の処分や買取品に関しては
見積書を取る事にしましょう。
一社だけで任せてしまうともし悪徳業者に
連絡してしまっていた場合相場の何倍も
支払ってしまっているケースもありますので
最低2社は呼んで見積してくださいね。
おそらくチラシなどもはいっているかと思いますが
インターネット検索も重要になってくると思います。
情報収集が得意な方に
何社か選んで相見積してもらいましょう。
なんでもかんでも処分しないこと
ご親族でかたずけをする場合まず取り掛かるのが、
手の届く範囲からになるわけですが、
他人にも見せれる空間には、
価値のある物を置いている可能性が高いですよね?
むやみやたらとぽいぽい捨ててしまう方が結構います。
価値のある物をすてて、価値の無い物が残る。
買取品が減るのでやめましょう。
多少の荷物が減っても
ゴミ代に大きな変動はありませんが、
捨てたものが高価な物だった場合の
リスクが大きすぎます。
手続きの期限があるものははやめに対応すること
まずは不動産の管理会社へ
退去届をだしていただき、
電気ガス水道は後々電話でも可能ですし
作業では必要となりますので
そのままにしておいてください。
冷蔵庫が空の場合はブレーカーを
落として頂いて結構ですが、
食材が入っている場合は
ブレーカーは落とさないようにしてください。。
遺品整理とはのまとめ
さあ今回の遺品整理の記事いかがだったでしょうか。
少しでも皆様の遺品整理にお役に立てば幸いです。
〇必要に応じて様々な項目に分別、対応するのが遺品整理
〇気持ちが落ち着いてから取り掛かりましょう。
お急ぎの場合は安心して任せれそうな業者を探しましょう。
〇買取査定が出来る業者を選ぶのが得策
〇相場は1部屋5万前後
〇相見積もりはしたほうが良い
記事担当 有限会社とっぷ
こうちまこと 古物商 遺品整理業 業界歴 20年